【ご注意】本文中の数値・日付・料金・制度などの情報は変更されている可能性があります。重要な情報については、公式サイトなどの一次情報を必ずご確認ください。
FX取引を始めるには口座開設が必要ですが、どの書類を用意すればよいのか迷う方も多いでしょう。
金融機関は法律で本人確認とマイナンバー確認が義務付けられており、正しい書類を適切な形式で提出しないと審査が遅れたり差し戻しになったりします。
この記事では、FX口座開設に必要な本人確認書類の種類、マイナンバーカードや運転免許証の提出方法、通知カードの扱い、法人口座の必要書類まで、実務的な手続き詳細を初心者にもわかりやすく解説します。
FX口座開設に必要な書類は2種類
FX口座開設では、本人確認書類とマイナンバー確認書類の2種類を提出する必要があります。
これは金融商品取引法とマイナンバー法により、すべてのFX会社に義務付けられています。
本人確認書類は氏名・住所・生年月日が記載された公的書類、マイナンバー確認書類は個人番号が確認できる書類です。
多くのFX会社ではスマホで撮影した画像をアップロードする方法が主流で、郵送よりも審査完了が早くなります。
本人確認書類として認められるもの
運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証、住民基本台帳カード、在留カードなどが本人確認書類として認められます。
運転免許証は表面だけでなく裏面も必要で、住所変更がある場合は裏面の記載が最新でなければなりません。
パスポートについては、2020年以降に発行されたものには住所記載欄がないため、別途補助書類が必要になる可能性があります。ご利用予定のFX会社の規定を事前に確認してください。
健康保険証の場合は顔写真がないため、多くのFX会社では追加で公共料金領収書や住民票などの補助書類を求められます。
マイナンバー確認書類の種類
マイナンバー確認書類には、マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票があります。
マイナンバーカードは本人確認書類としても使えるため、これ1枚で口座開設手続きが完結する最も便利な選択肢です。
通知カードは2020年5月に廃止され、それ以降の更新手続きはできません。氏名・住所が住民票と一致している場合のみ有効で、引越しや結婚で情報が変わっている場合は使えません。
住民票を使う場合は、一般的には発行から6か月以内のものが必要ですが、FX会社により異なりますので各社の規定を必ず確認してください。
書類提出の方法と画像の撮影ポイント
FX口座開設の書類提出方法は、スマホアップロード、WEBアップロード、郵送の3つがあります。
審査完了までの期間はFX会社により異なりますが、最も早く審査が完了するのはスマホアップロードで、最短の場合は即日から翌営業日には審査結果が出ます。
画像提出では、文字が鮮明に読める、四隅がすべて写っている、光の反射で文字が読めない部分がない、という3点が重要です。
スマホで撮影する際の注意点
スマホで書類を撮影する際は、明るい場所で真上から撮影し、影や光の反射がないようにします。
運転免許証やマイナンバーカードはプラスチック製のため、照明が反射して番号が読めなくなることがよくあります。
斜めから撮影すると文字が歪んで読みにくくなるため、書類と平行に構えて撮影してください。
画像ファイルの形式やサイズ上限はFX会社により異なりますので、ご利用予定のFX会社の規定を事前に確認してください。
提出後に差し戻しされる主な理由
提出した書類が差し戻しされる主な理由は、画像がぼやけている、書類の一部が切れている、有効期限が切れている、現住所と異なる住所が記載されている、通知カードの記載内容が最新でないといったケースです。
特に運転免許証の裏面を提出し忘れるケースや、健康保険証で補助書類を忘れるケースが多く見られます。
差し戻しになると審査完了が数日遅れるため、提出前に必ず確認しましょう。
マイナンバーカードがない場合の対処法
マイナンバーカードを持っていない場合でも、通知カードまたはマイナンバー記載の住民票があれば口座開設できます。
通知カードは紙製の薄緑色の書類で、マイナンバー制度開始時に全国民に郵送されたものです。
ただし、通知カードに記載された氏名・住所が現在の住民票と一致していることが必須条件です。
通知カードが使える条件と使えない条件
通知カードは、記載内容が最新の住民票と完全に一致している場合のみ有効です。
引越しをして住所が変わった場合や、結婚して氏名が変わった場合は、住民票の住所・氏名と通知カードの記載が異なるため使えません。
通知カードは2020年5月に廃止され、それ以降の記載内容更新手続きはできないため、記載が古い通知カードは実質的に使用できないと考えてください。
この場合はマイナンバー記載の住民票を取得する必要があります。
住民票を取得する際の注意点
マイナンバー記載の住民票を取得する際は、市区町村の窓口で「マイナンバー入りの住民票」と明確に伝えてください。
通常の住民票にはマイナンバーが記載されていないため、FX口座開設には使えません。
コンビニ交付サービスを利用する場合も、マイナンバー記載の有無を選択できます。
住民票の有効期限はFX会社によって異なりますが、一般的には発行から6か月以内とされています。各社の規定を必ず確認してください。
法人口座開設の必要書類と手続き
法人でFX口座を開設する場合、個人とは異なる書類が必要です。
法人の実在確認、代表者の本人確認、法人番号の確認の3点を証明する書類を提出します。
法人口座は個人口座よりも審査項目が多く、審査期間も長くなる傾向があります。
法人口座に必要な書類一覧
法人口座開設には、登記簿謄本(履歴事項全部証明書)、代表者の本人確認書類、法人番号が確認できる書類が必要です。
登記簿謄本の有効期限はFX会社によって異なりますが、一般的には発行から6か月以内のものとされています。代表者の本人確認書類は個人の場合と同様に運転免許証やマイナンバーカードが使えます。
法人番号は国税庁の法人番号公表サイトで確認できるため、そのページを印刷またはスクリーンショットして提出する方法が一般的です。
印鑑証明書を求めるFX会社もありますので、ご利用予定のFX会社の規定を事前に確認してください。
法人口座の名義入力ルール
法人口座を開設する際の名義入力では、登記簿謄本に記載された正式名称を正確に入力する必要があります。
株式会社や合同会社などの法人格は省略せず、前株(株式会社○○)か後株(○○株式会社)かも登記簿通りに入力してください。
カタカナ表記やアルファベット表記も登記簿通りでなければなりません。
名義が登記簿と一致しないと審査に通らないため、入力前に登記簿謄本を用意して確認することをおすすめします。
本人確認書類に関するよくあるトラブル
FX口座開設の本人確認書類に関するトラブルで最も多いのは、書類の住所と現住所の不一致です。
運転免許証の住所変更をしていない、健康保険証の住所欄が手書きで更新されていない、といったケースでは審査が通りません。
また、有効期限切れのパスポートや、マイナンバーが見切れている画像なども差し戻しの原因になります。
提出前に書類の記載内容と現在の住民票情報が一致しているか必ず確認しましょう。
よくある質問
よくある疑問をまとめます。
マイナンバーカードがあれば他の書類は不要ですか?
マイナンバーカードは本人確認書類とマイナンバー確認書類の両方を兼ねるため、これ1枚で口座開設に必要な書類が揃います。
表面と裏面の両方を撮影して提出すれば、他の書類は基本的に不要です。
ただし画像が不鮮明な場合は別の書類を求められることがあります。
通知カードの住所が古い場合はどうすればよいですか?
通知カードの記載内容が現在の住民票と一致しない場合は、通知カードは使用できません。
マイナンバー記載の住民票を市区町村の窓口またはコンビニ交付サービスで取得し、それを提出してください。
通知カードは2020年5月に廃止され、それ以降の記載内容更新手続きはできません。
健康保険証だけで口座開設できますか?
健康保険証には顔写真がないため、多くのFX会社では健康保険証のみでは本人確認書類として不十分とされます。
公共料金の領収書、住民票、印鑑証明書などの補助書類を追加で提出するよう求められることが一般的です。
ご利用予定のFX会社の要件を必ず確認してください。
書類を郵送する場合の審査期間はどのくらいですか?
審査期間はFX会社により異なりますが、書類を郵送で提出する場合、FX会社への到着まで数日かかり、そこから審査が始まるため、一般的には口座開設完了まで相応の期間を要します。
スマホやWEBでアップロードする方法なら、最短の場合は即日から翌営業日に審査が完了するため、急ぐ場合はオンライン提出を選びましょう。
まとめ
FX口座開設には本人確認書類とマイナンバー確認書類の2種類が必要で、マイナンバーカードがあれば1枚で両方を兼ねることができます。
運転免許証や健康保険証を使う場合は、住所が最新か、裏面や補助書類が必要かを確認してください。
通知カードは2020年5月に廃止され、それ以降の更新手続きはできません。記載内容が現在の住民票と一致している場合のみ有効で、異なる場合はマイナンバー記載の住民票が必要です。
スマホで撮影する際は明るい場所で真上から撮影し、文字が鮮明に読めるか、四隅が写っているかを確認しましょう。
法人口座では登記簿謄本や法人番号確認書類など追加の書類が必要です。
各種期限や条件についてはご利用予定のFX会社の規定を事前に確認してください。提出前に書類の記載内容と現住所が一致しているかをしっかり確認すれば、スムーズに審査を通過できます。

コメント