FX両建てってなに?かんたんに説明してみた◎
FXの両建てを簡単に説明しています
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FX(外国為替証拠金取引)では、通貨の値動きを使って利益をねらいます
そのときに使われるテクニックのひとつに「FX両建て」という方法があります
名前がちょっとむずかしく聞こえるけど、意味はとってもシンプルです
FX両建て
「買い」と「売り」の注文を、同じ通貨ペアで同時に持つことをいいます
たとえば、ドルと円の取引で、「1ドル=150円」のときに
買いのポジション(ドルを買う)と売りのポジション(ドルを売る)を両方持つということです
両建てをする理由
えっ?それって意味あるの?って思うかもしれませんね。でも、ちゃんと理由があります
たとえば、相場がどっちに動くかわからないとき、「FX両建て」をすると
急な値動きにびっくりしなくてすむのです
買いと売りのポジションがあるので、どっちかが損しても、もう一方でカバーできます
利益の出し方
また、利益が出ているほうだけを残して、損しているほうを決済(けっさい)して、チャンスを広げることもできます
たとえば、ドルが150円から155円に上がったら、買いポジションはプラスになります
そのとき売りポジションを決済すれば、利益のある買いポジションだけを残せるわけです
注意点
FX両建てをすると、2つのポジションを持つことになるので
スプレッド(売値と買値の差)やスワップポイント(通貨の金利差)で手数料が2倍になることもあります
これは、何も考えずにやると損になる原因になるんだ
さらに、FX会社によっては、
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「FX両建てが禁止されている」
「スワップポイントが両方マイナスになる」
などのルールがあることもあります
だから、必ず自分が使っているFX会社のルールを確認してからやるようにしましょう
まとめ
「FX両建て」は、相場の動きに左右されにくくなる一方で
手数料やルールに注意が必要なテクニックです
うまく使えばリスクをへらすことができますが
使い方をまちがえると損することもあります
まずは少額で試してみて、コツをつかむことが大切です
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